引っ越し前の確認の電話:当日使うものを一度に突き合わせる
この電話はおよそ10分で、片付くのは引っ越し当日に一番よくある混乱です。トラックが想定より小さい、人数が約束より少ない、ドライバーが入口を見つけられない、そして誰も用意していない書類が一つある、といったものです。
なぜ「もう話はついている」ではなく「再確認」なのか
業者を決めた日に話がついたことも、引っ越し日までには数週間たっているかもしれません。その間にシフトは変わり、車両の手配も変わります。あなたの側も変わっているかもしれません。荷物が増えたか減った、新居の電話番号が変わった、ある家具を運ばないことにした、などです。
この電話は双方の内容を同じ一つの版にそろえるためのもので、信頼しているかどうかとは関係ありません。当サイトには、引っ越し業者の見積もりの比べ方についての別の記事があります。そちらが扱うのは業者を決める前です。この記事が扱うのは、決めた後から当日までの間です。
1組目:人とトラック
当日のペースはこの組で決まり、シフトの中で一番変わりやすい部分でもあります。聞いた答えは、時刻と話した相手の名前と一緒に書き留めます。
- 実際にできること
- 何時に到着しますか。時間帯で示される場合、その幅はどのくらいですか。
- 何人来ますか。
- トラックのサイズは。当サイトには、引っ越し当日の駐車についての別の記事があります。高さ制限の確認にこの数字を使います
- 見積もりより時間がかかった場合、料金はどう計算されますか。
2組目:両方の住所と、当日どうやってあなたを見つけるか
当日ドライバーが入口や本人を見つけられないのは、とてもよくある遅れの原因ですが、この電話で完全になくせます。住所は部屋番号を含めて、最後まで読み上げます。
- 実際にできること
- 両方の完全な住所と部屋番号。相手に一度読み返してもらう
- 実際に出入りするのはどの扉か。正面玄関とは限らない
- 当日のあなたの連絡先電話番号と、相手側の当日の現場責任者とその電話番号
- 当日その場にいるのがあなた本人でない場合、それは誰で、電話番号は何番か
3組目:書類と費用
この組で一番困るのは、当日になって初めて出てくることです。とくに建物が求める保険証明がそうです。その書類を手に入れるには時間がかかり、当日に言い出しても通常は間に合いません。
当サイトには、引っ越し日のエレベーターや搬入出スペースを予約することについての別の記事があります。その記事は、建物が保険証明を求めているかどうかを聞くよう注意を促しています。聞いた内容は、この電話で業者に伝え、用意できることを確認します。
- 実際にできること
- 建物が求める保険証明は用意してもらえますか。いつ受け取れますか。
- 残金はどの時点で、どの方法で支払うか
- 見積もり外の項目が出てくる可能性はあるか、それぞれどんな場合か
- 当サイトには、引っ越し業者にいつ支払うか、タイミングは金額と同じくらい大事であることについての別の記事があります。
電話を終えたら、文字でもう一度送る
電話を切った後でメールを1通送り、いま突き合わせた内容を一通り繰り返します。時刻、人数、車種、両方の住所、連絡担当者、費用の段取りです。相手の返信は要りません。
このメールは、当日に双方が同じものを見返せるようにするためのものです。当日「何時の約束でしたか」と聞かれたとき、あなたの手元にあるのは記憶ではなく、タイムスタンプ付きのメールです。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、確認すべき項目と記録の残し方です。いかなる業者、建物、監督機関の規定や料金の仕組みも説明せず、特定の業者を評価することもなく、法律・財務に関する助言にも当たりません。
実際の段取りは、あなたと業者との書面での取り決め、および建物の管理者の説明が基準です。
ポイント
引っ越しの前に10分の電話を1本かけ、4組のことを突き合わせます。何時に何人がどんなトラックで来るか、両方の完全な住所と当日の連絡担当者、建物が求める保険証明と支払いの段取り、そして追加になり得る項目です。電話を切ったら内容をメールで一度繰り返し、当日に双方が見返すものを同じ一つにします。