母国側の後始末:出てから気づく、止めていなかったもの
引っ越しのリストは、たいてい「何を持って行くか」と「着いたら何を手続きするか」に集中していて、その間に誰もリストにしない部分が残りがちです。元いた側に残り、まだ動き続けているものです。それらは自分では止まらず、距離があることで一つひとつが難しくなります。
すでに専用の記事があるものは、ここでは先に除外
電話番号は急いで解約しないでください。当サイト(教育サイト)には、母国の電話番号はまだ急いで解約しないこと、認証コードがひも付いている可能性があるからだという点についての別の記事があります。当サイト(ビザサイト)には、メールアドレスと電話番号にどれだけのものがひも付いているか、変える前に一度数えておくことについての別の記事があります。
当サイト(ビザサイト)には、母国で発行される書類は離れてから手続きするとずっと難しくなることについての別の記事があります。この3件はその3本の記事に沿って進めてください。この記事が扱うのは残りの部分です。
まだ勝手に動き続けているもの
共通点は、あなたがその場にいなくても動き続けるのに、止めるには通常あなたがその場にいる必要がある、ということです。ですから、まだ間に合ううちに一項目ずつ処理していきます。
- 実際にできること
- 銀行口座とクレジットカード:残すか閉じるか、残すならどうログインして通知を受け取るか
- 保険:それぞれの契約を止めるのか、変更するのか、残すのか
- サブスクリプションと会員登録:動画配信、雑誌、ジム、クラウドストレージ
- 定期引き落とし:母国の口座やカードにひも付いているあらゆる自動支払い
- 車、駐車スペース、そのほかあなたの名義で登録されているもの
「残す」と決めたものは、管理できる形で残す
口座を一つ残しておくのも一つの対処ですが、その口座のことを後々まで覚えておく必要があります。確認するのは、米国にいるときにログインできるか(国外からのログインを遮断したり、SMS 認証を求めたりするところもあります)、通知がどこに届くか、そして自分で動けないときに誰が対応できるか、です。
当サイト(お金のサイト)には、両方の国に同時に口座があるときは記録を分け、為替レートはその時点のものを書き留めておくことについての別の記事があります。残しておく口座はその記録の仕組みに組み入れてください。そうしないと、数か月後にはどの取引がどちら側のものか区別がつかなくなります。
「閉じる」と決めたものは、こちら側と同じ順番で
まずそこにつながっているものをよそへ移し、1サイクル様子を見て、漏れがないことを確認してから解約を申し込み、書面での確認を受け取ります。
当サイト(お金のサイト)には、口座やカードを閉じるときに順番を間違えると長引くことについての別の記事があります。国をまたぐ場合は各ステップにかかる時間が延びるだけで、順番そのものは変わりません。
手伝ってくれる人が一人いるのが、何よりも手間を省く
多くの手続きでは、現地の住所や本人、あるいは窓口での手続きが必要になります。信頼できる人が向こうで郵便物の受け取りや処理を手伝ってくれれば、後で何度も足を運ぶ手間が省けます。
先にはっきりさせておくのは範囲です。郵便物を受け取れるのか、代わりに受け取りに行けるのか、それとも手続きを代行できるのか。そして、そのためにどんな形式の書類が必要なのか。これは後からではなく、あなたがまだ向こうにいるうちに聞いておくことです。
住所と郵便物には、移行期間の手配を残す
母国側には、その後も郵便物が届きます。請求書、通知、税務関係の書類などです。それらの行き先を決めておきます。転送するのか、家族のところに送るのか、それとも電子版に切り替えるのか。
当サイト(ツールサイト)には、届いた紙の郵便物のうちどれを先に開ける価値があるかについての別の記事があります。人に預けてあるその束についても、誰が見るのか、どのくらいの頻度で見るのかという取り決めが必要です。
この記事の範囲
この記事が挙げているのは、自分で洗い出して手配できる項目です。いかなる国や機関の口座解約、契約解除、委任、税務に関する規定も説明せず、どの口座や保険契約を残すべきか閉じるべきかも判断せず、法律・金融・税務に関する助言にも当たりません。実際の手続きは各機関の正式な説明が基準です。必要に応じて、資格のある専門家に相談してください。
ポイント
電話番号、メールアドレスのひも付け、母国の書類にはそれぞれ専用の記事があり、ここで扱うのは残りの部分、つまり口座、保険、サブスクリプション、定期引き落とし、自分名義の登録物です。残すものは、国外からログインできるかと通知がどこに届くかを確認します。閉じるものは「先に移す、1サイクル様子を見る、それから閉じる、書面の確認を受け取る」の順番で進めます。現地で手伝ってくれる人を一人見つけ、どこまでできるのかを先に聞いておきます。