引っ越し当日のタイムライン:朝から鍵の引き渡しまで
引っ越し当日は、人、車、鍵、掃除、最終確認を同時にこなさなければなりません。順番を書き出しておけば、当日はいちいち判断せずに済みます。
前の晩:明日使うものを一か所に集める
最初の夜用の箱、重要書類の袋、充電器、飲み水と簡単な食べ物、掃除道具をすべて玄関近くの目立つ場所にまとめ、「積まないでください」と貼っておきます。
朝:作業員が来る前に3つ確認する
エレベーターは予約してあるか、駐車スペースは確保してあるか、通路に障害物はないか。この3つが済んでいないと、到着した作業員が待たされることになり、しかも料金の多くは時間制です。
- 実際にできること
- エレベーターの予約時間帯と建物のルールを確認する
- トラックを停める位置を確認し、必要なら先にカラーコーンを置くか、近所に声をかけておく
積み込み前:作業員と一緒に一回りする
どれを運び、どれを運ばないか、どれが割れ物か、どれを最後に積むか(最初に降ろすため)を伝えます。この5分が、後の2時間を節約します。
部屋が空になったら:写真撮影と最終確認
家じゅうを撮影し、電気・ガス・水道のメーターの数値を書き留め、すべての収納棚と冷蔵庫の裏を確認します。鍵を渡してしまったら、もう戻れません。
新居に着いたら:必需品を先に降ろし、ほかは後で
どの箱を優先して寝室と浴室・洗面所に入れるかを作業員に伝えます。その日のうちに眠れて、シャワーを浴びられれば成功です。
誰が何を担当するかは前の晩に決めておく
引っ越し当日に一番混乱するのは、全員が同時に「これは運びますか」と聞いてくる瞬間です。ですから前の晩に役割を分けておきます。作業員に付く人、子どもやペットを見る人、書類と貴重品を担当する人です。
一人しかいない場合は、順番を書き出してそのとおりに進め、その場で順番を考えないようにします。当日の判断力は普段よりかなり落ちています。
余裕を持たせ、時間超過のときの対応も考えておく
時間は見積もりを超えます。ほとんどそれが普通です。ですから予定を組むときは、夜まで全部を詰め込まず、途中に余裕を入れておきます。
あわせて先に考えておきます。時間を超えたら、どれを翌日に回せるでしょうか。通常、荷ほどきと掃除は延ばせますが、鍵の引き渡しとメーターの数値は延ばせません。動かせないものを先に知っておけば、当日は作業しながら判断せずに済みます。
この日がうまくいくかは、実は別の時点で決まっている
当日にタイムラインどおり進められるのは、いくつかのことが事前に済んでいるからです。タイムライン自体がそれを埋め合わせてくれるわけではありません。当日になってエレベーターを予約できていなかったと気づいても、変えられるのは自分自身だけです。
ですから、この流れはさかのぼって使います。以下の項目のめどが立って初めて、当日の時間割が組めます。
- 実際にできること
- 当サイトには、引っ越し日のエレベーターや搬出入スペースの予約、搬出側と搬入側の両方で予約が必要なことについての別の記事があります。
- 当サイトには、引っ越し当日の駐車、トラックをどこに停めるかを事前に手配することについての別の記事があります。
- 当サイトには、ドアの幅と階段の曲がり角を測ること、家具が入らない事態は事前に避けられることについての別の記事があります。
- 当サイトには、引っ越し前の確認の電話、当日使うものを一度にすべて突き合わせることについての別の記事があります。
- 自分でトラックを運転する場合、当サイトには、サイズ、高さ制限、返却前にやるべきことについての別の記事があります。
- 当日が雨や雪の場合、当サイトには、準備できることは実は多くないものの、どれも効果があることについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、自分で組める当日の順番です。引っ越し業者や建物の規定については一切説明せず、どの時間配分が実行可能かの判断もしません。
ポイント
前の晩に必需品を集め、朝はまずエレベーター・駐車・通路を確認し、積み込み前に一回りし、部屋が空になったら写真を撮ってメーターを控え、新居では必需品を先に降ろします。