住所変更の順番:先に変えるもの、自動的に変わるもの
住所変更でいちばん厄介なのは、変更先が数十か所に散らばっていて、しかも見落とした1か所がいちばん重要なところであることが多い点です。この記事では、その順番を示します。
まず郵便物の転送を手続きする。見落としを受け止めてくれる
郵便局の転送サービスでは開始日を指定でき、旧住所あての郵便物を新住所へ転送してもらえます。永久に続くものではありませんが、移行期間に重要書類を取りこぼさないためには十分です。
転送は、住所を変更し終えたことを意味しません。時間を稼いでくれるだけで、変更すべきところはやはり1件ずつ変更する必要があります。
- 実際にできること
- 引っ越しの2週間前に転送を手続きし、引っ越し日を開始日に指定する
- 転送には期間の上限がある。解決策ではなく、緩衝期間として考える
- 転送期間中に届く転送郵便の1通1通が、まだ変更していないところが1か所あることを意味する
次に、お金と滞在資格に関わるものを変える
銀行、クレジットカード、勤務先、保険、税務に関する住所を優先して変更します。これらから送られてくるものが届かなかった場合の影響は、広告郵便よりはるかに深刻です。
非移民の滞在資格をお持ちの場合、住所変更には通常、法定の届け出期限があります。この項目は先延ばしにできません。
- 実際にできること
- 銀行とクレジットカード:変更後、次回の請求書が新住所に届いたか確認する
- 勤務先の人事システム:給与明細と年次の税務書類に影響する
- 非移民の滞在資格の方:住所の届け出の期限と方法を確認する。公式の説明が基準です
最後に、日常の定期購入とサービスを片付ける
医療機関、薬局、動物病院、スポーツジム、定期購入サービス、オンラインショッピングの既定の住所。これらは見落としても大事にはなりませんが、小さな面倒が続くことになります。
- 実際にできること
- オンラインショッピングの既定の住所を変更し、荷物が旧住所に届くのを防ぐ
- 医療機関と薬局の住所は変更が必要。処方箋も請求書も送られてくる
- クレジットカードの明細に一度目を通し、忘れている定期購入がないか確認する
変更した後に一度確認する。変更して終わりではない
住所を変更しても、相手側で反映されたとは限りません。いちばん現実的な確認方法は、次の回を見ることです。請求書が新住所に届いたか、通知が届いたか、そして転送されてくる郵便物が減ってきたか。
ですから、変更するときについでに1行メモしておきましょう。どこに、いつ、どの方法で、確認を受け取ったかどうか。数週間後にこの表を見返して照らし合わせると、実際には変更できていなかったところがわかります。
当サイト(ビザサイト)には、引っ越しの後にどの機関があなたの新しい住所を知る必要があるのかについての別の記事があります。こちらは、電気・ガス・水道の請求書の住所を変えることとは別の話です。当サイト(ツールサイト)には、届いた紙の郵便物のうちどれを先に開封すべきかについての別の記事があります。毎月届いていた1通がある月に届かなかったなら、それ自体がさかのぼって調べるべき合図です。
当サイトには、転送の期間は実はひとりでに増えていく一覧表であることについての別の記事があります。転送されてくる1通1通が、まだ変更できていないところです。
当サイト(お金のサイト)には、請求先住所、送付先住所、あなたが住んでいる場所は3つの別々のものであることについての別の記事があります。住所を変更するときにいちばん混同しやすいのが、この3つです。当サイト(車のサイト)には、車に関する住所は1つではなく、1つを変えてもほかは連動して変わらないことについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で挙げているのは、自分で整理できる通知先とその順番です。いかなる通知義務、期限、通知しなかった場合の結果も説明せず、誰がどの機関に通知する必要があるかも判断せず、法律上の助言にも当たりません。実際の義務は、各機関の正式な説明が基準です。
ポイント
順番は、まず転送を手続きし、次にお金と滞在資格に関わるものを変え、最後に日常のものを片付ける、です。タイムラインツールには、この順番がすでに組み込まれています。