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州をまたぐ引っ越しの標準の補償は1ポンド60セント 全額補償は別途追加

州をまたぐ引っ越しは連邦自動車運送安全局(FMCSA)の規制を受けます。その中でいちばん誤解されやすく、後になって痛い目を見る可能性がいちばん高いのが「補償レベル」です。州をまたぐ引っ越し業者はすべて、運ぶ品物に対して賠償責任を負わなければなりませんが、責任には2つのレベルがあり、その差はとても大きいのです。

州をまたぐ引っ越しの標準の補償は1ポンド60セント 全額補償は別途追加
イメージイラスト・AI生成
この記事の内容(6)
  1. Released Value:無料だが上限は1ポンド60セント
  2. これを選ぶには運送契約書で特定の文言に署名が必要 既定ではない
  3. Full Value Protection:再調達価格の全額を負担
  4. 1ポンドあたり100ドルを超える特に高価な品物には別の制限
  5. 業者がすべき2つのこと:見積もり前の荷物確認、署名前の書類
  6. 話がつかなければ仲裁を求められる 業者は参加する義務

Released Value:無料だが上限は1ポンド60セント

1つ目はReleased Value Protectionと呼ばれます。追加料金はかかりませんが、それは補償がごくわずかだからです。業者の責任の上限は「1ポンドあたり60セント、品物ごとに計算」です。公式の資料の例はとても率直で、50インチ、重さ25ポンドのテレビが壊れた場合、受け取れるのは60セント×25ポンド、つまり15ドルです。補償は重さだけで決まり、実際の価値は考慮されません。

これを選ぶには運送契約書で特定の文言に署名が必要 既定ではない

このレベルを選ぶには、運送契約書(bill of lading)または契約書で、特定の文言に署名しなければなりません。言い換えると、これは既定の設定ではなく、あなたが自分で選ぶものです。

Full Value Protection:再調達価格の全額を負担

2つ目はFull Value Protectionと呼ばれます。業者は、なくなったり壊れたりした品物について、再調達価格の全額を負担しなければなりません。費用は業者によって異なり、免責額の段階が分かれていることもあります。公式の説明では、Released Value Protectionを選ばなかった場合、あなたの荷物は自動的にFull Value Protectionで運ばれます。

1ポンドあたり100ドルを超える特に高価な品物には別の制限

Full Value Protectionにも覚えておきたい制限が1つあります。「特に高価な品物」(extraordinary value。公式の定義は1ポンドあたりの価値が100ドルを超えるもので、宝石、陶磁器、毛皮など)については、業者は責任を制限できます。ただし、これらの品物を運送書類に明記しておけば、業者は引き続き安全に届ける責任を負います。高価な品物を個別に申告すべきなのはこのためです。

業者がすべき2つのこと:見積もり前の荷物確認、署名前の書類

このほかに、業者が規定によって必ずしなければならないことが2つあります。1つは、見積もりを出す前に対面またはオンラインで荷物の確認(physical survey)をすること。もう1つは、あなたが運送契約書に署名する前に、『Your Rights and Responsibilities When You Move』の冊子とReady to Moveのパンフレットを渡すことです。これらの書類を渡されなかったら、それ自体が規定に合っていないサインです。

話がつかなければ仲裁を求められる 業者は参加する義務

後になって業者と話がつかない場合、あなたには仲裁を求める権利があります。州をまたぐ引っ越し業者はすべて仲裁プログラムに参加しなければならず、あなたが運送契約書に署名する前に、そのプログラムの概要を渡さなければなりません。

📌 このテーマの全体像を1本にまとめました:まとめ/州をまたぐ引っ越し、荷降ろしの日にいちばん損をしやすいのはどこ?

この記事は、現行の連邦の規制を説明したもので、新しい変更ではありません。実際の条件は、あなたが署名する書類とFMCSAの公式資料を基準としてください。州をまたがない(同じ州内の)引っ越しには、各州の規定が別にあります。

まだはっきりしない点:各業者のFull Value Protectionの料金と免責額の段階、同じ州内の引っ越しについての各州の規定

この内容は一般的な情報で、法律・移民・お金に関する助言ではありません。ご自身の状況については、資格のある専門家にご確認ください。

出典

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